バジュランギおじさんと小さな迷子を鑑賞してきた
控えめに言って神映画だった
あまり軽々しく神映画とか言いたくはないががこれに関しては神・・というかハヌマーン。インド映画と言えば昨年完全版が公開された大ヒット作バーフバリや名作「きっとうまくいく」など、長い尺の中にこれでもかというくらい様々な要素を盛り込みエンターテイメント性が高いの特徴だ。ちなみどちらも鑑賞済みでどちらも素晴らしい神作品だった。今作も負けずとも劣らずだが、クライマックスの涙腺崩壊度はインド映画のみならず今まで見た映画の中でもトップクラスだった。
あらすじ
声が出せないパキスタンの少女が願いが叶うとされる聖地に向かう途中、はぐれてしまいインドまで来てしまう。そこで陽気にダンス踊るハヌマーン信者のバジュランギおじさんと出会い、そんなこんなあって少女をパキスタンへ戻す旅が始まる。
感想
ストーリーはとてもシンプルな作りだが、インドとパキスタンの関係など国境問題も絡んでくる。日本は島国なのでイマイチ国境がどこで区切られているのかわかりずらいが、インドだと門で閉ざされて簡単には抜けられない。この映画を見て世界の内情について勉強不足であったことを常図ね実感した。
主人公のバジュランギおじさんはまさにバカ正直という言葉がもっとも似合う。
正直すぎるゆえ割食う事もあるがその純粋さに多くの人の心を動かしてゆく
またあるシーンでネット配信でインドとパキスタンの視聴者に呼びかけるシーンがあるのだが、まさに現代進行形でネットにより国境を越えた繋がりが出来始めた印象的なシーンだった。
もうクライマックスは感動しすぎて涙が止まらくなったので、多くの人に見てもらいたい作品だ。